●拝観時間:午前9時〜午後4時/拝観料:500円
比良比叡の連山に連なる長等山の中腹に広がる境内は、北院(新羅明神)、中院(弥勒仏)、南院(三尾明神)の三院から成っています。
このたび国宝・金堂の内陣に安置されている弥勒仏を中心に北院と南院の本地堂にまつられている本地仏の文殊菩薩像と普賢菩薩像、あわせて勧学院の本尊・大日如来像を遷座し拝していただきます。
秘仏・如意輪観音坐像の両脇侍としてまつられる重要文化財・愛染明王坐像、蓮如上人坐像など諸仏を拝していただきます。また、江戸時代を通じて観音堂に奉納されてきた絵馬など観音信仰の歴史や美術を紹介します。京焼の陶芸家として知られる永楽保全の「三井御浜焼」や大津絵人形の優品の初公開もございます。
三井寺の長い歴史の中で守られてきた仏さまたち。そんな仏さまを実際に見ながら、仏さまのお姿に込められた意味から、その歴史の魅力まで深く学ぶことができるガイドツアー。全く仏像などの知識がない方でも楽しめる入門編のツアーを開催いたします。ここで学んだ知識があれば、他のお寺へ参拝されるときもより一層深く楽しめると思います。この機会にぜひ仏さまにお近づきになってください。
三井寺古流煎茶道による格式あるお茶席をお楽しみください。
お茶菓子には老舗 大津菓子調進所 鶴里堂の名菓をご用意してお待ちしております。
千団子祭は、室町地代から続く大津を代表する子供の成長を願うおまつりで、三井寺・護法善神堂の守護神である鬼子母神の祭礼。千個の団子を供えることから「千団子祭り」と呼ばれ、600年以上続く伝統的な祭礼として大津の人々に親しまれています。鬼子母神は訶梨帝母と称する女神で、自らは千人の子供を持ちながら、人間の子供を奪って食べる鬼神でしたが、お釈迦様の説法を聞き、懺悔して仏法を守護する神となりました。 わが国では、子供の無事成長を守護し、また婦人の無事安産をかなえる女神として信仰されています。祭礼では、子供の無事成長にちなんで植木市、苗市が開催されます。また、堂前の放生池では、生きとし生きるものすべての命を大切にする「放生会」が行われます。これは子供の無事成長の願いをこめて、その子の名前と年齢を亀の甲羅に書いて池に放す行事です。
入山料金 | 一般 | 600円(30名以上 550円) |
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中・高生 | 300円(30名以上 250円) | |
小学生 | 200円(30名以上 150円) | |
駐車料金 | 自家用車 | 500円 |
大型バス | 2,000円 |
※ 大型バス30台、乗用車350台収容の大駐車場あり