「秘仏結縁」国宝 金堂内陣参拝
不死鳥の寺「三井寺」では、このたびのご即位を記念して、当山開祖・智証大師ゆかりの「秘仏」として、まもり伝えてきた黄不動尊立像と護法善神立像を国宝金堂の内陣において開扉いたします。この希有の機会にご法縁をお結びください。
期 間:2019年10月1日(火)〜12月8日(日)会 場:国宝 金堂内陣拝観料:800円
黄不動尊立像[重要文化財]
特別ご開扉
日本三不動の一つ「黄不動尊」
承和5年(838)、智証大師が比叡山で感得された金色に光り輝く不動明王は、「黄不動尊」と呼ばれ、秘仏の仏画として信仰されています。この尊像は、そのお姿を十三世紀はじめに彫像にしたもので、国宝・智証大師像とともに唐院に安置されています。
・重要文化財 ・鎌倉時代(十三世紀) ・木造彩色、像高159.8cm
護法善神立像[重要文化財]
600年以上続く「千団子祭」が行われる護法善神堂の本尊
護法善神は、智証大師の「母」のような女神として幼年期からたびたび示現されたと伝え、智証大師の護法神として、また安産や子供の守護神・鬼子母神(訶梨帝母)として、貞治2年(1363)から続く「千団子祭」のご本尊として信仰されています。
・重要文化財 ・平安時代(十二世紀) ・木造彩色、像高159.1cm